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ツアーレポート

起業家視察ツアー 第6回

2014.03.29

3月29日(土)、第6回先輩起業家視察ツアー「塩竃のガンバリを見に行こう」を開催しました。 塩竃市が実施した活性化事業により、空き店舗に新たなお店をオープンした女性起業家たちに会い、実際にお店を見てきました。

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◆本塩釜駅前の元気なお店を視察

最初のお目当てはヘルシーベーカリー「ロティエナ」。国産米粉のもちもちパンが人気。 店内のディスプレイやトレイ、買い物袋まで、かわいいイラストがいっぱいで歓声があがりました。 娘さんと二人三脚で頑張る大野さんも元気いっぱいでした。
[ 地元の物産が揃う「しおがま・まちの駅」とおしゃれな洋菓子店「りんごの木」は、震災後に移転して再開したお店、みそや藻塩ジェラートが美味しい「太田與八郎商店」は震災に耐えて再開、震災からの復興と、まちの活性化に取り組む現場を訪問してきました。

◆地域の人が集い語り合える場所をつくりたい

散策後は、「まちカフェ竹下園」で交流会を開催。 オーナーの本間知里さんは、震災後賑わいをなくした塩竃で地域の人が集えるプラットフォームを作りたいとカフェを開業したとのこと。 「竹下園」は50年続いたご実家のお茶屋さんの名前。
「竹下園」時代のご縁も大切にしながら、地域福祉の場としても活用したいと話してくれました。 「まちカフェ竹下園」では手作り作品の委託販売や講座も開催しているとのこと。 開業応援塾の受講生さんも、ぜひ作家デビューをしてほしいとのことでした。

◆本町通り商店街は昔なつかしいお店がいっぱい

「旬舞」で昼食をとった後は、本町通り商店街を散策。 震災後も暖簾を守り続けているお店を拝見。 同じ塩竃市でも通りによって雰囲気が変わり、ゆっくり歩いてみたい場所でした。

◆地域ブランド交流シンポジウム

最後に、ふれあいエスプ塩竃で開催された「地域ブランド交流シンポジウム」に参加。新春ディスプレイコンテストの表彰式に続き、八戸ハマリレーションプロジェクトの早狩昌幸さんから「地参知創ブランドづくり」というテーマで講演がありました。 その後は「地域発!ブランドづくりディスカッション」があり、地域ならではのブランド化について学びました。 各自の商品やサービスのブランドづくりを考えるきっかけとなったようです。