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コース案内

シミュレーション講座 第2回

2013.11.15開講

11月15日(金)、第2回シミュレーション講座「自分の商品をラッピングしてみよう」を開催しました。 現在、商品企画やディスプレイなどをしているデザイナーの菊池かづ枝さんを講師に招き、ラッピングにおいてのマナーやラッピング方法を教えていただきました。

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◆ラッピングとは

そもそもラッピングはプレゼントするものの引き立て役であり、演出にすぎないそうです。 中身に不釣合いなラッピングはマナー違反であり、その場にふさわしい包み方をするには、“誰に、何を、何のために贈るのか?”を意識することが大切だそうです。 普段、セミナーでお伝えしている、ビジネスの根底がここにも繋がっていると実感しました。

◆紙とリボンの関係

のしを付けるプレゼント以外はリボンをかける方が良いそうですが、包み紙とリボンの相性を考えなければなりません。 たとえば、一方が無地なら一方は柄にしたり、無地どうしにしたりなど、それぞれが主張し合わない工夫が大切だそうです。 また、季節感を演出したものや相手好みの色で包むことで、相手の喜びが大きくなります。 包み紙とリボンは同色系だと無難にまとまりますが、印象に残りにくくなるそうです。逆に反対色だとインパクトはありますが、配色やバランスに注意が必要なので、特性・シーンでの使い分けが大切だそうです。 どうしたらよいかわからない場合は、リボンを金色か銀色にすると良いそうです。

◆ラッピングをしてみる

講義の後は皆さんにラッピング実技にチャレンジしてもらいました。 オーソドックスな「キャラメル包み」や筒状のものを包む時の「シリンダー包み」等、先生にアドバイスをいただきながら皆さん真剣な表情で黙々と作業していました。 ラッピング作品が出来上がるごとに受講生の顔に笑顔がこぼれた授業でした。

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菊池 かづ枝さん

宮城県石巻市出身。
幼少の頃から、花・布・紙に慣れ親しむ。
陶磁器メーカーに勤務し、ショールームでのディスプレイやラッピングなどの経験を経て、製菓会社に転職、商品の企画やディスプレイを担当。 その後フリーとなり店舗ディスプレイをメインにいけばな教室やフラワーアレンジメント講師活動、ウエディング花も手掛ける。