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コース案内

シミュレーション講座 第1回

2013.07.19開講

「第1回シミュレーション講座~自分のメニューにキャッチフレーズをつける~」を開催しました。 講師にプランニングルームMP主宰早坂久美さんをお招きして、ネーミングの基礎についてわかりやすくレクチャーしていただきました。

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◆「何故ネーミングが重要なのか?」

お客様が買い物をするときに、商品を認識する時間はたった0.6秒、さらに商品を手に取り内容を理解するのにかかる時間は3秒と言われています。 現在、あるコンビニエンスストアで1週間に販売される新商品は150個とも言われており、その中でいかに自分の商品やメニューにインパクトがあり、 かつ理解してもらいやすい名前をつけることができるかが重要になってくるそうです。

◆売れるメニューのポイント

メニューのつけ方は数タイプ有り、業種によって使い分けるそうです。ただつければいいのではなく、ターゲットを考え、商品コンセプトを明確化することが大切になります。 産地・栽培方法にこだわる場合は、どこのだれがどのように作ったかを具体的に伝えることが重要となり、健康訴求にこだわる場合は効能を表す形容詞をサブタイトルに使うなど、 料理をイメージできやすいネーミングはお客様も注文しやすくなります。商品名にワクワクやドキドキ感があるのも売れるメニューのポイントとなります。

◆ミニワークショップ

講義を受けた後は受講生の皆さんでグループを作り、ワークショップを開催しました。 タイトルは「夏野菜を使った新メニューの名前」。 4つのテーマの中から1つ選び、新メニューの名前を考えるというもので、お店のこだわりや客層、立地などお資料を基に皆さん真剣に相談し合いました。 グループ発表では個性的なメニューが紹介され、充実したワークショップになりました。

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早坂 久美さん

1964年宮城県石巻市(旧桃生郡)生まれ。 「食」の商品開発や販売促進サポートなどを担う「プランニングルームMP 」主宰。女子美術短期大卒。 大手印刷会社を経て2000年に独立、主にスーパーやコンビニなどで扱う食品を企画。利き酒師の資格を生かしたセミナーやレシピ開発も行う。 MPは「Mother’s Power」の頭文字。2児の母。“おっかぁ魂”で多くの人に、食の楽しさを独特の豪快な表現で伝えている。